Notion(ノーション)とは
メモ・タスク管理・データベース・スケジュール管理など、あらゆる情報を一か所にまとめられるオールインワンの情報整理ツールです。
「ノートアプリ」「プロジェクト管理ツール」「Wiki(社内共有資料)」の機能をひとつにまとめたような存在で、個人のメモからチームの業務管理まで幅広く使えます。
仕事にもプライベートにも使え、簡単な操作でドキュメントやリストが作れ、カスタム性に優れるため、Web界隈でもよく使われるようになっています。
主な機能・特徴
| ページの自由作成 | テキスト・画像・チェックリスト・表などをドラッグ&ドロップで配置可能 |
| データベース機能 | 表、カンバン、カレンダーなどで情報を整理可能。タスク管理に最適 |
| 階層構造での整理 | 「ページの中にページ」を作れ、複雑な情報もスッキリ管理可能 |
| クラウド同期 | PC・スマホ等から同じ内容をリアルタイムで閲覧・編集可能 |
| 共同編集機能 | チームで共有して、同時に編集・コメント可能 |
| 豊富なテンプレート | 「ToDo」「読書記録」「ポートフォリオ」などすぐ使えるテンプレート多数 |
| マークダウン対応 | シンプルな記法で文字装飾や見出し設定ができる(初心者でも簡単) |
活用例
- 個人メモ・アイデア整理に
ノートのように自由に書き込み、リンクや画像を追加して情報を可視化できます。 - タスク管理・進捗管理に
チェックリストやカンバンボードを使って作業の進行状況を把握できます。 - 学習ノート・ポートフォリオとして
Web制作の学習記録や自分の作品をまとめるページを作成可能です。 - ブログやSNSのネタ帳に
投稿アイデアを整理し更新スケジュールを管理できます。 - フリーランスの案件管理に
クライアントごとの依頼内容、進行状況、納期などをデータベース化して管理できます。
インストール方法・ログイン方法
インストール不要で利用可能ですが、専用アプリを入れるとより快適に使えます。
【デスクトップ版】
トップページ右上の「ダウンロード」から「Mac版」または「Windows版」を選択し、案内に従ってインストール
【スマートフォン版】
App Store(iOS)またはGoogle Play(Android)で「Notion」と検索しインストール。
【ログイン方法】
「メールアドレス」または「Googleアカウント」「Apple ID」でログイン可能
初回はアカウント登録画面が表示されるので、案内に従って登録します
使い方
①ページを作る
「+新規ページ」をクリックすると新しいページが作成されます。
タイトルを入力し、本文部分に自由にテキストを書き込みましょう。
「/」を入力するとメニューが表示され、リスト、見出し、画像、表、チェックリストなどが追加可能。(例: /todo と入力 → チェックボックス付きのタスクリストが作成)
Notionには用途に応じたテンプレートもあらかじめ用意されています。
ページの左下「テンプレート」から、以下のようなものを選べます。
テンプレートをベースに少しカスタマイズするだけで、自分専用の管理ページが簡単に作れます。
- タスク管理(ToDoリスト)
- 日記・スケジュール管理
- 学習ノート・目標管理
- プロジェクト進行表
- コンテンツカレンダー
②情報を整理する
Notionのページは階層構造になっています。
つまり、1つのページの中に「サブページ」を作ることもできます。
簡易的にサイトを作るイメージです。
③データベース機能でタスクを可視化
「表」や「カンバン(カード形式)」のデータベースを使うと、進行状況を一目で確認できます。
データベースは自動で作られてるので、表示を切り替えるだけで簡単に使えます。
④共有・共同編集
ページ右上の「共有」ボタンからURLを発行すれば、他の人とページを共有できます。
閲覧専用・編集可能などの権限設定も細かく調整できます。
サービスについて
| 料金形態 | ・フリー:0円(AIは体験版のみ) ・プラス:1,650円/月(AIは体験版のみ) ・ビジネス:3,150円/月 ※個人であればフリープランでも十分使えます |
| 登録・ログイン | インストール不要で利用可能ですが、専用アプリを入れるとより快適に 「メールアドレス」または「Googleアカウント」「Apple ID」でログイン可能 |
| 利用規約 | 公式サイト |
※掲載内容は変更される場合があります。必ず【公式サイト】で確認後、自己責任でご利用ください。
注意点
※無料プランでは一部機能に制限あり
無料でもほとんどの機能が使えますが、履歴保存期間やアップロードサイズなどに上限があります。
ただし、個人利用であれば十分実用的です。
※共同編集時の注意
他人に編集権限を与えると、誤ってページが削除される可能性もあります。共有範囲は慎重に設定しましょう。

